5年間、毎日寝かしつけに絵本を読んでいるので、その中の1冊をご紹介。
今回は「からすのパンやさん」をご紹介します。
この本を読むとパン屋さんにいきたくなるのでご注意を。
からすのパンやさんのあらすじ
カラスのお父さんと、お母さんはパン屋さん。
ある時、パン屋さんであるカラスの夫婦に4羽の赤ちゃんカラスが産まれます。
4羽のカラスの赤ちゃんをとてもかわいがります。
しかし、赤ちゃんのお世話で忙しくてパン屋の仕事がおろそかに。
パンは焦げたり、店は散らかり、お客さんも次第に少なくなってしまいました。
失敗したパンはいつも子供たちのおやつになるので「おやつパン」っと呼んでいました。
そんなおやつぱんを見た友達のカラスはおやつパンが欲しくなり、明日買いにいくことに。
パンをいっぱい用意しとくと約束しました。
カラスのパン屋さんは家族総出でパン作り。
そして「パンを買う」という言葉がカラスからカラスへ伝い伝いに独り歩きして・・・。
カラスのパンやさん感想&考察
カラスといえば黒色ですが、産まれた赤ちゃんカラスは黒色ではありません。
4人それぞれ、赤・青・黄・白のカラスです。(後で意味を持ってきます。)
まず、最初に感じたことは4人の赤ちゃんを育てながらパン屋さんって相当大変だろうなぁ~っと人間目線でみてしまいました。
そりゃ、店の中はごちゃごちゃでパンの味も悪くなるわぁ~っとまた、人間目線で。
おすすめポイント
おすすめポイントはカラスの家族みんなでパンが出来上がった時のパン絵です。
A4サイズぐらいの本2ページいっぱいにパンがびっしりと描かれています。
カラスのパン屋さんの製パンのスキルの高さがうかがえます。(笑)
知らないパンやら知ってるパンやらおいしそうに描かれているので、ぜひ、見て欲しいです。
子供たちの体の色がパン屋さんのトレードマークに
「からすのパンやさん」のカラスの子供達は黒色ではなくそれぞれ、赤・青・黄・白です。
この色から連想するものは・・・。
風車。
子供達の色が違っていたのはここにつながっていたのです。
最後に「森の中で風車を見つけたらからすのパンやさんかもしれませんよ」っという終わり方が好きです。
絵も可愛いし、見ていて楽しい絵本です。
「からすのパンやさん」には続編登場
「からすのパンやさん」に続編が登場しました。
- からすのおかしやさん
- からすのやおやさん
- からすのてんぷらやさん
- からすのそばやさん
どれも気になるタイトルです。
「からすのパンやさん」のグッズもある
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絵本は子供の心に溶け込みやすく、身近に感じやすいもの。
テレビで見たことはすぐ忘れがちですが、絵本で読んだことは子供の心にいつまでも残っているものです。
絵本で読んだことは素直に子供が共感してくれる、絵本って不思議ですね。