ばばばあちゃんシリーズ「たいへんなひるね」を読みました。
絵はみたことあるのですが、読んだことがなかったこの絵本のご紹介です。
シリーズ化されているだけあって面白いです。
「たいへんなひるね」のあらすじ
主人公であるばばばあちゃんはお昼寝がしたい。
4月になって外はもう、春がきたのかと思いきや雪が降り積もっています。
あれ?
もう、春なのに?
春がきていない!
どうしてもポカポカ陽気の空の下でお昼寝をしたいばばばあちゃん。
冬を追い出し、はるを呼びにあの手この手を使います。
たいへんなひるねを読んでの感想&考察
ばばばあちゃん、いったい何者?
どうしても、春のポカポカ陽気の空の下でお昼寝をしたいばばばあちゃん。
まずは森の動物たちをラッパでおこします。
動物たちもまだ、冬眠状態。
出てきた動物たちはまだ雪が降り積もっているので、ばばばあちゃんに、「まだ冬だよー。」っと駄々をこねています。
ばばばあちゃん、強制力半端ないです。
ばばばあちゃんに、付き合っているうちに次第にその気になる動物たち。
動物たちもばばばあちゃん、大好きなので、春を起こす協力をしていきます。
その方法が、目覚まし時計ならぬ、「はるがきたよー。」っという打ち上げ花火。
袋に「はるがきたよー。」っと詰め込んでそれを打ち上げます。
春を起こすって大変なんですね。
無事、春を起こすことに成功したばばばあちゃん達。
春を呼んだ動物たちは浮かれて遊びまわります。
一方ばばばあちゃんは動物たちに遊ぼうと誘われようが、何を言われようがハンモックですやすやお昼寝です。
ばばばあちゃんのバイタリティーにあふれた人なんです。
春を起こすばばばあちゃん、本当にいったい何者なんだ!
「おーいはるだよー」がおすすめポイント
春を起こすために作った花火玉が弾けるシーン。
花火が上がったら、詰め込んでいた「はるだよー。」っという言葉が弾けるところが見ごたえあります。
「はるだよー。」「はやくおきてー。」が弾けた絵をみたら、ほんとうにびっくりして飛び起きてしまいそうです。
ばばばあちゃんシリーズはこの他にも色んな本がでているので、1冊手に取って読んでみればばばばあちゃんの元気さにつられ、自分も周りも元気になる、そんな絵本だと思います。