BASEにはデジタルコンテンツを販売するとき、アプリを無料インストールするだけで販売が開始できます。
しかし、BASEのデジタルコンテンツ販売アプリはデーターを販売するときに利用するには少し使い勝手が悪い部分があります。
目次
BASEはデジタルコンテンツ販売はアプリの概要
BASEでは「デジタルコンテンツ販売 APP」を無料で提供されています。
ダウンロードするだけでお店にデジタルコンテンツの販売ができるので便利です。
販売できるデータの種類
jpg、png、zip、mp3、PDFなどのすべてのファイルが販売できます。
音楽データ、画像データ、PDFなどの書類ファイルなどを販売することができます。
このシステムを使って写真のデーター販売をすることができますが、BASEのデジタルコンテンツ販売アプリを使うには少し制限があります。
BASEはデジタルコンテンツ販売アプリを使用してデータ販売をする上の注意点
- スマートフォンからダウンロードできない
- 決済がクレジットカードのみ
- 1KB未満、1GB以上のファイルは、アップロード不可
- 在庫の設定が必要
スマートフォンからのダウンロードができない
データはすべてのファイルをサポートしていますが、ダウンロードできる端末がPC推奨です。
携帯やスマートフォンからのダウンロードはエラーが出る報告があるため、おすすめされていません。
決済がクレジットカードのみ
BASEにはコンビニ(Pay-easy)決済、銀行振込決済、クレジットカード決済、キャリア決済、PayPal決済、Amazon Pay、後払い決済などの決済方法があります。
しかし、デジタルコンテンツ販売アプリはクレジットカード決済のみです。
これだけ決済方法があるのにくれジッドカード決済のみしか選択できないのはユーザーの利便性を損なう可能性があります。
1KB未満、1GB以上のファイルは、アップロード不可
画像ファイルは1GBを超えることはないとは思いますが、音楽や動画などのファイルの提供は難しそうです。
在庫の設定が必要
BASEのデジタルコンテンツ販売アプリはデータでも在庫の入力が必要です。
在庫は10,000個まで入力できますが、在庫が0になり、有効期限が切れるとダウンロード回数と期限をリセットしなければなりません。
データはアップしても定期的にページのチェックが必要になり、少し手間がかかります。
他にも複数のファイルのダウンロードができないなどの制限があります。
商品を1つずつ登録する手順
- iframeで張り付ける
- リンクとして張り付ける
自分のブログやサイトなど、すでに持っている人は無料で自分のサイトにBASEのカート機能を埋め込むことができます。
BASEにてデジタルコンテンツの商品ページを作り、そのページURLを【商品詳細ページのURL】のところに入れて張り付ければ自分のサイトにカート機能を実装することができます。
デジタルコンテンツ販売アプリを使う
手順は2ステップ
- 指定のiframeによる商品ページのリンクをコピーする
- 【商品詳細ページURL】の箇所を、商品詳細ページURLに置き換える
コード小
<iframe frameborder="0" width="160" height="220" src="【商品ページのURL】/widget/small"></iframe>
コード中
<iframe frameborder="0" width="220" height="380" src="【商品ページのURL】/widget"></iframe>
コード大
<iframe frameborder="0" width="320" height="480" src="【商品ページのURL】/widget/large"></iframe>
ワードプレスではボタン設置でも可
ワードプレスなどでは、画像やボタンの設置が簡単で、商品URLをボタンに張り付けるだけでも実装できます。
すでにサイトを持っている人はこういったコードをサイトに埋め込めばデジタルコンテンツの販売が実装できます。
決済はクレジットカードのみになってしまいますが、決済後、アップしておいたデータがメールに添付されます。
ダウンロードできる期間は3日以内の有効期限付きで、3回までダウンロードできます。
決済方法の選択肢が少ないですが、無料でこれだけ使えるのはありがたいです。
BASEならカート機能を張り付けるだけで実装可能
外部にカート機能としてリンクやiframeで、ダウンロードコンテンツを自由に販売することができます。
決済方法を増やしたいと思った時、デジタルコンテンツ販売アプリを使わず、商品として販売すると購入後に自分でデータを添付するという作業が増えるので現実的ではありません。
無料で手軽にストックフォトサイトを運用するにはダウンロードコンテンツ販売のアプリを入れる。
そして、BASEで作ったサイトか自分のサイトでも外部で使ったり、そのまま運用したりできます。
SEO的に良いのは独自ドメインですが、自分のサイトにカート機能だけ外部にiframeで張り付けることでコンテンツがバラバラになってしまうことが防げます。
BASEでストックフォトサイトを運用することのメリットは独自ドメインでの運用で、コンテンツを積み上げていくほど質の高いサイトになります。
1つ1つ張り付けるのが面倒になった時はプラグインで対応?
ストックフォトサイトでは、画像を大量に登録して大量にさばくことも多いです。
なので商品を登録して、外部に張り付ける作業に少し手間を感じたらワードプレスで運用するならBASEのプラグインで商品一覧を表示できます。
事前に申請の必要があるものの、自分のサイト上にBESEの商品一覧を一括で常時表示させられますが、APIといってアプリの開発者向けのDevelopers · (thebase.in)にて事前に申請する必要があります。
しかし、フォトストックの有料コンテンツの販売は検索が命。
商品のようにずらっと並んだ写真はあまり購買意欲がうまれません。
フォトストックサイトはギャラリーを充実させることで有料コンテンツを買ってもらえるので1つ1つページ更新して、カートページ飛ばした方が良いかな?っと思います。
収益が出てきたらShopifyに乗り換えも検討
BASEは無料であるがゆえにクレジットカード払いしか対応できないなどの利用制限があります。
個人がサイトを立ち上げるにはこれで十分なのですが、もし、運営が軌道に乗り始めたら他のサイトでECサイトを立ち上げるのも視野に入れて置いた方が良いです。
例えば、Shopifyは約月1,000円から導入でき、BASEのように独自ドメインも設定できます。
何よりも魅力的なのがデジタルコンテンツ販売アプリが優秀なところです。
BASEよりも使い勝手が良く、販売手数料も安いです。
しかしながら、利益が出ないうちは無料のBASEで運用しておいても損はなく、初心者でも販売しやすいです。
後は作業の効率化を試行錯誤しながらサイト運営を楽しんでください。