ヒノキのブロックを使って、アルファベットをレーザー彫刻しました。
そのままのヒノキの無垢な表情も好きなんだけれど、レーザーの焦げ付きが少々気になります。
焦げ具合も好きなんだけれど、やっぱり塗装してみようと言うことで、ワックス購入。
大人かっこ良い具合に仕上がりました。
目次
ヒノキのサイコロにアルファベットをレーザー彫刻
ヒノキのブロック3cmに、数字とアルファベットをレーザー彫刻しました。
「12歳、おめでとう。」
「12年目」とかに使えるフォトブロック、写真用に一緒に並べて記念撮影できるようなサイコロを目指しました。
アンティークワックスは木に優しく、木目が潰れないのが特徴
ホームセンターに行くと、塗料がたくさんあり、塗ったものがアイアン(鉄)に見えたり、磁石になったり、サビがついたような感じにできたりするものもあります。
その中で、私が選んだのはアンティークワックス。
木のナチュラルな木目を生かしながら、木の色合いを変えてくれるワックスです。
アンティークワックスは、主成分がミツロウワックスと同じ、ミツロウでできています。
木材に塗り込むと、アンティーク調の色合いと、木材の保護や艶を出すこともできます。
塗料の中では色は濃い方ではないですが、木の呼吸を妨げない優しさと、塗装の容易さで選びました。
他にもBRIWAXがありますが、量も多く、値段も高いため、量と、値段が釣り合っているアンティークワックスにしました。
それに、アンティークワックスの方が若干艶があるそうです。
ヒノキのサイコロの表面にアンティークワックスのウォルナット色を塗装
文字のバランスに少し失敗して、Sが少し大きいですがあしからす。
まずは手始めに私が好きなアンティークワックスのウォルナット色を塗装してみました。
レーザー調節した後に塗装することで、焦げ付きも塗装することができます。
暗い色合いのワックスを使うと、レーザーの焦げ付きも良い具合に塗装されました。
ヒノキは木目が真っ直ぐに入っている針葉樹ですが、木目の濃淡も出て、良いと思います。
ヒノキにのアンティークワックスを塗った時の感想
- ワックスが固いので最初の塗り出しが肝心
- 塗る時の圧力でも色合いが変わる
- レーザー部分にワックスが入り混んだら歯ブラシで除去
- 表面の処理はしっかりする
ワックスが固いので最初の塗り出しが肝心
アンティークワックスは布などで塗り広げるのですが、固形なので、冬場なんかはカチカチに固まっています。
そこで、削り取るようにワックスを取りがちですが、そうすると塗り初めの色が濃くなります。
全体的に均一性を出そうとした時、濃い部分が出ると、その、色に合わせなくてはならないので、全体を塗るのが大変です。
それに色ムラにもなるので、少しずつとって、塗り拡げるのがコツです。
私も焦って少し色ムラが出てしまったので反省しています。
塗る時の圧力でも色合いが変わる
ワックスが木に染み込むので、塗る時に圧力をかけすぎると色ムラになります。
濃い色を出したい時、どうしても強く刷り込んでしまいがちですが、そこは我慢して、薄く、表面を撫でるように塗布する方が良いと感じました。
特に、ひのきは木肌が白く、表面を磨きすぎるとツルツルして色が入りにくいです。
なのでついつい力ずくで押し付けてしまいがちですが、同じ圧力をかけたほうがキレイです。
レーザー部分にワックスが入り混んだら歯ブラシで除去
レーザー彫刻している所は溝になっているのでワックスが、入りやすいです。
溝に入り込み過ぎたらある程度歯ブラシやその他のブラシで、除去できます。
アンティークワックスの公式サイトでもワックスを塗布後、タワシなどで磨くと光沢が出ると書いてあるので、ブラシをかけるのは問題ないです。
逆に良いかもしれません。
表面の処理はしっかりする
私はキレイに磨いたつもり、だったのですが、表面にヤスリの跡がついていたようで、傷になった部分にワックスが染み込むと目立ちます。
特に濃い色合いのワックスは目立つので、表面の処理はきちんとしないとだめです。
アンティーク調になるワックスなので、その傷なども良い具合になりますが、均一に磨く必要はあると感じました。
ヒノキにアンティークワックスのウォルナット色を塗ると渋めなイメージになる
ヒノキにアンティークワックスのウォルナット色を塗ると木肌がチョコレート色になって、全体的にヴィンテージ感が出ます。
ヒノキはワックスが染み込みにくいので、もう少し濃い色合いにしたい場合は、何度か時間を置いて塗り重ねると濃い色になるそうです。
レーザー彫刻の焦げと良い感じのコントラストになって、木目も際立つし、レーザーの焦げも潰れないので相性が良いです。