「10ぴきのかえるのおつきみ」を読みました。
本物のかえるはちょっとグロテスクだけど、絵になると可愛い感じになるので不思議です。
かえるは色んな絵本に出てきますが、今回は数も多い絵本で、1匹1匹に何々かえるっと言葉と物語が連動している面白い絵本です。(まちがえるなど)
「10ぴきのかえるのおつきみ」のあらすじ
秋が近づいてきた夜のこと。
10ぴきのかえるはお月見を心待ちにしていました。
お月見には色んな、かえるに招待状を出しています。
お月見の日になると、10ぴきのかえるはお月見に飾るすすきを取りに行くことに。
途中で出会った秋の虫たちに案内され、すすきのはらに到着。
1本のすすきをとったけど、その拍子に何かふんじゃった。
ワッと出てきたのはへび!!
へびのしっぽを踏んでしまったかえるたち。
へびから逃げるため、みんなで力を合わせます。
10ぴきのかえるたちは無事、すすきを持って帰れるのでしょうか?
「10ぴきのかえるとおつきみ」を読んでの感想&考察
お話の中でうまい具合に「かえる」が登場します。
「ふりかえる」
「しょげかえる」
「まちがえる」
場面場面でかるが登場するので読んでいて親の私が“うまい”っと感心してしまいました。
「おつきみ」についてよく知らない5歳児はおつきみに興味津々。
冒頭では月の満ち欠けについて触れています。
なんてむずかしい話しにも興味をもっていました。
でも、最終的にはおつきみだんご食べたいと言い出したり、バッタが飛んでいる所を見たことがなかったので、飛んでいるシーンをみて驚いていました。
べびに追いかけられて、食べられそうになる「ふりかえる」
絵では足を加えられてしまっています。
へびこわーい。
っと嘆いておりました。
へびをすすきでくすぐって、へびから逃れられたかえるたち。
ハックショーンとくしゃみをするへびに3歳児の我が子も一緒にくしゃみをしていました。
命からがらかえってきたかえるたち。
すすきはよれよれになってしまったけれど、おだんごを作って、招待したかえるたちと無事おつきみができました。
この絵本はおつきみや秋に出てくる昆虫たちについて子供が進んで興味をもってくれる絵本だと思います。
この絵本のおすすめポイント
「10ぴきのかえるのおつきみ」 は秋の行事「おつきみ」や昆虫などの動植物がたくさん出てくるお話です。
おつきみや昆虫や植物のすすき。
秋になったらこんな動物や昆虫や草が生えるんだよー。
っと話してあげると「秋」という季節の移り変わりについて学べる絵本だと思います。
この絵本のすごいところは読み始めたら遊びまわっていた子供たちは集まってくるところ。
知っている昆虫などを指さして楽しめます。
「10ぴきのかえるのおつきみ」絵本情報
作 間所 ひさこ
絵 中川 道子
出版社 PHP研究所
ページ数 31ページ
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