私は、悪阻(つわり)経験者が3回あります。
悪阻(つわり)の辛さは自分以外の誰にも分ってもらえない辛さです。
まさに自分との闘いで、いつ終わるのか分からない吐き気。
この長い1日をどう乗り越えるかを考える日々。
この時ほど生きる屍状態であったことを覚えています。
目次
つわりのここが辛いよ!
食べれない&飲めない
つわりの酷い人はまさに絶食状態です。
私もピークは水も受け付けない状態になり、食べれるのは水けのないパンなどだけって時もありました。
水分と言えば、ペットボトルのふたぐらいの水をとるのが精一杯のときもあり一時期、点滴も打ってもらいました。
終わらない吐き気ーいつ終わるのかも分からないー
つわりはよく船酔いに似ていると例えられますが、まさにその通りです。
乗り物に乗ってもあんまり酔ったことがないって人なら、お酒を飲みすぎて吐き気を催した状態がずっと続く状態。
つわりの終わりは個人差があるので、いつまでと断言できない・されない。
ある日突然終わる人や出産するまで終わる人までいるので辛い所です。
特定の臭いが急にダメになる
つわりだと気づく瞬間でもあります。
ご飯の炊ける匂いがダメになるというのはつわりあるあるですが、私もそうでした。
つわり中、特定の臭いがダメになるので、ダメな臭いがある場合にはマスクをするか、鼻から息をしないようにするといった対策が必要になってきます。
文字見るのも辛い
つわりが辛すぎて、どう乗り越えるかググってみるのですが、ずらずら並んだ文字を読むのも辛い。
読書なんてもってのほか。
とりあえず、目を閉じて外からの情報を入れないように努めます。
スマホもテレビも見れない状態&ずっと吐き気で1日が終わるのが長いです。
テレビの映像も辛い
つわりという現実から逃避するためにテレビをぼーっと眺めていたいのですが、テレビに食べ物の映像が流れると辛い。
臭いがないだけマシですが、つわりで食べられなくて空腹だし、食べたいとも思わないですし。
文字と同じで映像を目で追うのも辛いです。
昨日食べれたものが今日食べられない3日坊主
つわりの特徴は昨日食べれたからっといってその食べ物や飲み物が今日食べれるかどうか分からないものです。
食べたり飲んだりできる食べ物に出会えることはつわり中、ほんとうに嬉しいものです。
しかし、その食べ物は3日以内に食べられなくなります。
運が悪ければ出産が終わってからその食べ物が嫌いになることも。
つわりを思い出してしまうんですよね・・・。
食べれるものが体に悪いものばかり
私の場合はコーラやココアが飲めたのですが、コーラなんて栄養ないし、糖分も気になるのであんまり手を出したくないですよね。
お腹の中の赤ちゃんはつわりが酷い間は母体から栄養をもらわなくても生きていけるので、大丈夫という事なのですが、糖分取りすぎて糖尿病になるのではないかと心配しました。
でも、結局は糖尿病にはならずに済んだので良かったです。
食べても吐く、吐いても吐く
つわり中の一番の辛さは食べても吐く、吐いても吐くことです。
胃の中が空っぽの状態でも吐いしまいます。
よく1日に10回以上吐いたら病院へっという病院へ行く目安がみられます。
しかし、私は1回吐くと3回は吐いていました。
病院へ行く目安は吐く回数ではなくて病院に行けるのであれば行くべきです。
点滴を打つとしばらくの間水分取らなくて良いので快適に過ごせます。
一瞬もうつわりなくなったのかも?っと思いますが、その場しのぎでつわりはすぐ戻ってきますが・・・。
腹圧でお腹の赤ちゃんが心配
腹圧をかけると赤ちゃんが流れてしまうのではないかと心配になります。
私も吐くときは1日に吐くときは10回以上吐いて、胃液まで吐きましたが、それで流産したとか発育に影響があったとかはなかったです。
口の中が不衛生になる
吐いたもので口の中は不衛生になります。
吐いた胃液で歯が溶けるのではないかと心配にもなります。
舌は胃液で溶けて色が変わります。
水分がとれないので白っぽくなってしまいます。
マウスウォッシュなどで口をゆすぐか、下の掃除を歯ブラシや柔らかい布などできれいにした方が食べ物が取りやすいです。
そのままにしておくと汚れた舌に吐いたものが絡みついて余計に気持ち悪いです。
結論 つわりが辛い時には食べることを諦めてみるのも重要だ
つわりの辛い所は食べても吐くことです。
食べなくても吐くのですが、吐くと体力も消耗するし、気分も滅入ります。
食べて吐く場合と食べてなくて吐く場合どっちが楽かというと食べ物を吐くと余計体力を消耗するので、胃の中に何もない方が吐くのが楽です。
だから食べるのが辛かったら食べないという選択肢も必要だと思います。
空腹も気持ち悪いので食べずにもいられないのが辛い所ですが・・・。
私もこの生き地獄をどう乗り過ごすのかを必死に考えました。
食べれそうな食べ物を見つけては食べられなくなる日の繰り返し。
「もう、いっそのこと殺してくれ」っと願ったこともありました、でも楽になる日は必ず来ます。
水分さえ死なない程度に取れていれば赤ちゃんへの栄養うんぬん考えなくても良いのです。
この頃の赤ちゃんはお母さんに蓄えられた栄養で大きくなります。
食べられるものを食べられる量食べて辛いつわりをどう乗り越えれるか。
食べられるものが少ないので体力をどう削らずに過ごすかが重要です。