つわりがきっかけで傷病手当金請求に必要な医師の診断書を書いてもらう方法

妊娠したのは嬉しいけど、妊娠中はトラブルがつきもの。

とくに働くお母さんにとっては妊娠による体調不良で仕事を休むとお給料がもらえないのは家計に大きなダメージを与えます。

そこで病気やケガで会社を休み会社から給料が得られない場合に申請することによって給料の額の3分の2を受けとることができるのが【傷病手当金】です。

妊娠は病気ではないですが、妊娠による病気はたくさんあります。

とくに妊娠中は母体や赤ちゃんのためにも無理は禁物なので、上手にもらえるものはもらえるようにしたいものですね。

若葉七緒

私は3回の妊娠で、妊娠悪阻で2回、切迫流産で1回、傷病手当金の請求の経験があります。

その際に医師の診断書がないと傷病手当金は請求できません。

担当医になんとか診断書を書いてもらわなければなりませんが、働けない間、お給料があるということがどれほど助かったか感謝してもしきれません。

傷病手当金をもらう条件

  1. 勤務先の健康保険に6カ月以上加入している
  2. 仕事以外の理由で療養中であること
  3. 3日連続もしくは4日以上仕事につけない
  4. 休業期間中に給与の支払いがないこと

 

※注意して欲しいのが待期期間(働いていない日数)が3日ないと傷病手当金を受給できません。

この待期期間は土曜日、日曜日、祝日、有給休暇でも構いません。

労務不能の診断」を受けることができればいいのです。

つわりで診断書を書いてもらうには

自己申告でOK

つわり(妊娠悪阻)は経験者だから言えることですが、とにかく辛い。

1日中船酔い状態で仕事なんてとても行ける状態でなないです。

つわりは病気ではなく、個人差も多いものです。

とくに治療方法もないため、傷病手当金をもらえないと思っている方もいらっしゃると思いますが、諦めないでください。

要は「労務不能」という診断書を書いてもらえればいいのです。

とにかく医師に自分の症状を伝えてください。

つわりで具体的に現在の自分の症状を伝えることが大切です
  • 1日に何回嘔吐しているのか
  • 現在つわりが辛くて仕事を休んでいること
  • 水分をとれていない
  • 食事も吐き気でとれない
  • 電車通勤で酔ってしまう

などなど

症状が軽かったり、病名がつかないと診断書を書いてくれない場合もあります。

体重も減ってないし脱水症状もないから診断書を書けないと言われる医師もいるでしょう。

しかし妊婦の気持ちを理解し、「自宅療養が必要である」という診断書を書いてくれることもあります。

妊婦は無理をするものではありません。

お腹の赤ちゃんにもしものことがあっては取り返しのつかいないことになります。

私も復帰するときに辛いなら無理して復帰しないように!っと念を押されました。

 

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今、自分がどれだけ辛いかを医師に伝えることが重要

個人病院で産科を扱っていないところでは書いてもらえました。(引っ越しする前に通っていた病院)

後は総合病院など大きな病院は書いてもらいやすいようです。

若葉七緒

私はつわりの症状が重く、体重が5kg減少、水分もろくにとれずに点滴をしてもらったこともあったので、すぐに妊娠悪阻の診断書を書いてもらえました。(総合病院)

また、症状が軽かった時に違う病院に行ったことがあったのですが、そこでは経過観察で診断書を書いてもらえなかった経験があります。(個人病院で産科取り扱い有)

 

このように病院や医師によっても対応が違うので、病院を変えられるなら変える。

担当医を変えてもらうなどして、うまく診断書を書いてもらってください。

傷病手当金は保険料を払っている人の権利ですので、もらえるなら賢くもらいたいものです。

1度の妊娠で2回傷病手当の申請をしました

1度目の診断名は「妊娠悪阻」

2度目の診断名は「切迫早産」です。

診断名が同じであろうがなかろうが、医師から診断書さえかいてもらえれば傷病手当の申請はできます。

 

どうしても書いてもらえない場合は「母性健康管理指導事項連絡カード(母子連絡カード)」というものがあります。

つわりが辛いが、仕事が休めないときなどにはこの母子連絡カードを使用してください。

母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)とは

母性健康管理指導事項連絡カードは病院でもらう診断書に代わる正式な証明書として扱われます。

仕事を持つ妊産婦の方が医師等から通勤や休憩が必要であると指導を受けたとき、その指導内容が事業主の方に的確に伝えられるようにするために利用するものです。

対応できる措置
  • 妊娠中の通勤の緩和
  • 妊娠中の勤務時間の短縮
  • 妊娠中、出産後の症状による医師の指導
  • 入院
  • 休業

女性労働者からこの「母健連絡カード」が提出された場合、事業主の方は「母健連絡カード」の記載内容に応じた適切な措置を講じる必要があります。

また職場によっては診断書の代わりになる場合もあります。

母健連絡カードは病院にもありますし、母子手帳に添付されていたり、ネットからダウンロードできます。

傷病手当金の申請方法

申請期間

休業から4日目~2年の間

 

必要書類

  • 傷病手当金支給申請書
  • 出勤簿の写し
  • 賃金台帳の写し

傷病手当金支給申請書には、

「医師記入欄」には診断名や労務不能と認めた治療期間とその治療方法などを、

「会社記入欄」には休業期間(欠勤日数)と、給与の有無を書いてもらう必要があります。

 

賞病手当金支給申請書を書いてもらう時の注意点

  • 休業期間と医師が労務不能と認めた期間が一緒であること
  • 休業が長期にわたる場合、ひと月ごとに申請書が必要(月をまたぐ場合は2枚必要)
  • 書類作成の手数料(1枚ごとに書類代がかかります。)
  • 書類作成に要する期間(1週間~2週間)
  • 修正テープは使わない
  • 修正箇所には必ず訂正印

※傷病手当金は「病気」で休業・無休の期間に対する給付金です。

病気に対する治療を行っていないと加入している健康保険によっては不支給となる場合もあります。

しかしつわりの治療方法はないため私は自宅安静で、妊婦検診のため病院に通院しているだけで申請は通りました。

 

もらえる傷病手当金は?

支給開始日から最長1年6ヶ月の期間支給されます。

1日あたりにもらえる傷病手当の計算方法
標準報酬月額÷30日×2/3=1日あたりの金額

 

※標準報酬月額・・・支給開始日以前の継続した12ヶ月間の各月給を平均した額

申請してから大体2~3週間前後に支払われます。

私の会社では傷病手当金は有給休暇を全て使ってからでないと申請できませんでしたが、会社によっては有給休暇を残したまま申請できるようです。

私なら復帰した時のために有給をとっておきたいですが・・・。

 

妊娠中のつわりはとても辛いものです。

とくに男性からみれば一生体験することのないものですから理解してもらえないことも多いと思います。

妊娠中はさまざまなトラブルに見舞われますが、1つ1つ乗り越えて可愛い我が子にあえる姿を想像しながら妊娠ライフを送ってください。

たった10カ月、されど10カ月。

妊娠中の無理は禁物です。

働くお母さんは無理をしがちですが、やむを得ず仕事を休まなくてはいけず、傷病手当金の条件に当てはまる場合には事後申請で問題ないので、休める時はしっかり休んで出産に備えたいものですね。

 

 

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