絵本がきっかけ。『ちくちくとふわふわ』は子供のことばを刺激する絵本

絵本『ちくちくとふわふわ』を読みました。

感想・考察・おすすめポイント、子供の反応などをまとめています。

表紙は少しぱっとしない絵がかかれているのですが、なかみはかわいらしくまとまっています。

子供と一緒に読んで、子供にぜひ、感想を聞きたいと思う絵本です。

クルミ
幼稚園で教育教材として読んでいました。

「ちくちくとふわふわ」のあらすじ

ねぇ、知ってる?

ちくちくことばとふわふわことば。

ちくちくspiky(スパイキー)はぐちゃちゃした気持ち。

ふわふわfluffy(フラッフィー)は花まるをもらったときのような気持ち。

そんな気持ちから生まれたキャラクターです。

spiky(スパイキー)とfluffy(フラッフィー)は使えば使うほど仲間が増えていきます。

ブランコに乗っているとき、「代わってー。」っという子がいたら、あなたならどう答えますか?

「いや。」と言われたとき、心がちくちく痛む、ちくちくことばspiky(スパイキー)

「ちょっと待って、じゅんばんこね。」っと言われた時の、心があたたかくなるような、ふわふわことばfluffy(フラッフィー)。

あなたはどちらを言われたいですか?

ことばをつかうとき、気をつけてことばを使うようにすれば、あなたのまわりはふわふわfluffy(フラッフィー)でいっぱいになります。

世界をふわふわfluffy(フラッフィー)でいっぱいにしちゃおう。

ことばを話すとき、ちくちく言葉を使っていないかな?

ことばをまなびはじめた3歳頃から「自分で言葉をえらぶちから」を学んでほしい。

これからたくさんのことばと出会っていくこどもたちが、より多くのふわふわ言葉を使えるように。

そんな思いからこの絵本は誕生しました。

幼稚園でもこの絵本は使われていて、みんなで「ふわふわことば」をみつけたり、考えたりしています。

『ちくちくとふわふわ』のおすすめポイント

おすすめポイント
  • ちいさい子でも「ちくちくことば」「ふわふわことば」がわかりやすい
  • ことばで人をきずつけることがあることを学べる
  • 思いやりの心が育つ
  • 気軽に英語に触れられる
  • ことばの影響力を考えさせられる

箇条書きにするとこんな絵本です。

絵本が問いかけ方式になっていて、かたりかけるような絵本なので、子供も反応しやすく、自然と内容が頭にはいってきます。

ちくちくspiky(スパイキー)とふわふわfluffy(フラッフィー)。

どちらが多い方が楽しいのか、子言われたらいやなことばを自分で考え、自分でことばを選ぶきっかけになるところがおすすめです。

この絵本は日本語と英語でかかれていて、英語をよりみじかなものに感じられます。

国によってことばが違うこと。

その前に、日本という国以外にも遠い所には違う国で違うことばをはなしているということを教えるきっかけにもなります。

子供たちの反応

クルミ
ちくちくspiky(スパイキー)とふわふわfluffy(フラッフィー)どっちが多い方がいい?
コナッツ
ふわふわfluffy(フラッフィー)が多い方がいい。
いーっぱいふわふわことば知ってるよ
クルミ
「イヤだ。」「きらい。」みたいな、ちくちく言葉使ってないかな?
コナッツ
ちくちく言葉なんてしらないもーん。

我が子は絵本に感化されやすいので、素直に絵本を楽しんでました。

絵本を読んでいるときは覚えていても、実際ことばを使っている中で、ちくちく言葉を使っているかも?っと気づけることは少しむずかしいかもしれません。

でも、子供の記憶力はすごいですから、こどもにこの絵本が伝えたいことが強く心に残ることは間違いないです。

『ちくちくとふわふわ』の絵本情報

絵本情報
文・絵なないろ
出版社CHICORA BOOKS
ページ数32ページ
おすすめ年齢3歳から

子供と親で一緒に読むことの大切さがわかる絵本

子供の成長ははやいもので、つい最近まで「ママ」っとしか言えなかった子が、おしゃべり上手になり。

教えてもいない言葉をすんなりと覚えてくるものです。

ふわふわ言葉もたくさん覚える。

けど、やっぱり、「ちくちく言葉」もたくさん覚えてきます。

「ちくちく言葉」はあまり使って欲しくないけど、そうはいかないのが現実です。

そんなとき、お父さん、お母さんがこの絵本を通じて、“ことば”の持つ力はすごいんだと伝えてください。

“ことば”には人を傷つけたり、元気にさせたり、悲しませたり、楽しくさせたり、色んな使い方があるんだということを親から伝えることで、親子のきずなを深めることができる一冊なのではないかと思います。

この絵本が素直にこどもに伝わると親として我が子が良い子に育っていると感じられた絵本でした。

WORLDLIBRARY』(ワールドライブラリー)は世界の絵本を翻訳出版している出版社です。

現在約31カ国、100タイトル以上の絵本を保有しており、子どもたちの脳を刺激する飛び出す絵本やしかけ絵本も販売しています。

WORLDLIBRARY Personal』では、月額1,300円(税・送料込)で毎月絵本が届く絵本の定期購入サービスがあり、普段手に取ることがない海外の絵本と出会うことができます。

絵本は年齢に合わせてプロが選書してくれるので絵本選びに悩む必要はありません。

わが子にどんな絵本を選べばよいか分からない時はこういった定期購入サービスを使ってプロに絵本を選んでもらうと安心です。

書店では出会うことがない異文化・多文化を子供が絵本を通してふれるきっかけになり、視野が広がります。

クルミ
色んな国の言葉が日本語で読めるのは良い刺激です。
ナッツ
各国の特色が絵本から知れると世界が広がるよな。

しかけ絵本「そらのうえには」|Dans-les-airs(フランス)

WORLDLIBRARY Personal』より

海外の絵本はストーリーもさることながら、しかけ絵本も独創的。

絵本の開き方や、絵のタッチも刺激的です。

この「そらのうえには」っという絵本はジャバラになっています。

しかけ絵本「ようせいたちのもり」|nel bosco delle fate(イタリア)

ワールドライブラリーではイタリアの絵本「ちいさなゆびで」シリーズだ大好評なのだとか。

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WORLDLIBRARY ONLINE SHOP / ちいさな ゆびで シリーズ2冊セット (shop-wl.jp)

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しかし、会員になると絵本が会員価格になるのでお得です。

「あおいよるのゆめ」が定価1,980円(税込み)会員価格1,100円(税込み)になるので買う前に会員になるか検討してみてください。

「WORLDLIBRARY」(ワールドライブラリー)の詳細まとめ

「WORLDLIBRARY」(ワールドライブラリー)の詳細

このようなサービスを展開しています。

海外の絵本と触れ合い世界の文化と多様性を学べるきっかけの手がかりとしてして子供にプレゼントすると良い刺激になるかもしれません。

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