娘が3カ月検診で股関節脱臼の疑いがあると診断されました。
我が子は股関節脱臼のチェック項目に数多く当てはまりましたが、股関節脱臼ではありませんでした。
チェック項目に当てはまっているからといって必ずしも、股関節脱臼ではありません。
我が子なんてレントゲンとっても医師が迷うほどのものでしたので、見た目やチェック項目で当てはまったとしても股関節脱臼だ!っという確定ではないのです。
股関節脱臼かどうかを考える
- 向き癖がある
- 女の子
- 太ももやお尻のしわの左右差
- 家族の中に股関節脱臼をしたいた人がいた
- 逆子で産まれた
- 寒い地域や時期(11月~3月)に産まれた
- 足の開きが悪い(開きに差がある)
- 足を立てた時、膝の高さが違う
ネットで調べるとこのような項目に該当すれば、股関節脱臼をしている可能性が高いようです。
私が病院で聞かれたのは、家族歴、太ももやお尻のしわの左右差、足の開き具合でした。
そもそも股関節脱臼とは
足の付け根の関節が外れる病気です。
乳児全体での股関節脱臼の発生率は0.1%~0.3%の割合で発生しています。
今は赤ちゃんの抱き方やおむつの当て方によって減少、悪化を防いでいます。
なぜ股関節脱臼は起こるの
産まれたばかりの赤ちゃんは股関節が柔らかく、生活の中で股関節が外れる場合もあります。
中には股関節の発達が不十分で発生する場合もあります。
「向き癖」も股関節脱臼をする要因です。
赤ちゃんのデフォルトの脚の位置は両ひざと股関節が十分に曲がったM字型です。
「向き癖」があると向いている方向と反対の脚が立て膝状態になりやすく、脚が内側に倒れた姿勢をとったりすると、股関節が徐々に脱臼してくる可能性があるからです。
脚がM字型に開かず伸びたような姿勢でも股関節脱臼の要因になりやすいです。
股関節脱臼になった場合の治療方法
おむつの当て方や抱き方で症状が良くならない場合は、リーメン・ビューゲルと呼ばれる装具を取り付けて経過を見ます。
装具による治療で改善しない場合には手術することもあります。
股関節脱臼はレントゲンとってもわからない
我が子の場合、生後2カ月頃から股関節脱臼かも?っと思うように。
3カ月検診で不安だったので、聞いたところ、病院を紹介されました。
そこでレントゲンとったら股関節の位置が若干ではなく、かなり違う。
今日居た担当の医師は少し自信がないらしく、そこでは判断ができないぐらい微妙な股関節だったみたいです。
後日、股関節脱臼に詳しい先生に診てもらったら「無罪放免」。
この一言に救われました。
何やら股関節の成長が少し片方だけ遅れているだけで、外れてはいないとのこと。
3カ月検診で予約取ったのに、先生に分からない。っと言われて更に待つ事1週間。
その間、不安だったり焦りだったり色んなものが混ざってました。
その後の娘の成長具合
あれから3歳になりましたが、足のしわはまだ少しありますが、普通に歩けて普通に走ってます。
ただ、基本小さい子なので歩くのも走るのも遅いです。
普通に歩けて、なによりもリーマン・ビューゲルという装具をつけなくて良かったと親ながらに思います。
もし、股関節脱臼かも?っと不安になっている方がいたら、レントゲンとっても分からないものなので、自分で判断しないできちんと股関節の専門医に診断してもらって下さい。