ひのきの木材がきっかけ。特徴を掴めばハンドメイドの需要が見えてくる

ひのきは私たちの身近な木材です。

しかし、あまりに身近にありすぎて、ひのきの凄さをあまりしらないと思います。

木材を加工する時にはその樹木の特徴をしっかり考えなければなりません。

日本特有の樹木なので、この機会にひのきの特徴を理解し、ひのきの良さを全面的に押し出してみてはどうでしょう。

クルミ
ひのき製品の需要って結構、高いと思います。

ひのきとは

ひのき(檜、桧、檜木):ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹です。

ひのきは日本では身近な樹木ですが、日本の他には台湾にしか分布しない樹種です。

日本では広く分布する樹木ですが、日本特有の樹種です。

ひのきの特徴

  • 耐久性が高い
  • 加工性が良い
  • フィットンチッドを多くだす
  • 除湿作用がある
  • 木目が柔らかで色が均一
  • 軽いので扱いやすい
  • ひのきの経年変化は飴色

耐久性が高い

針葉樹なので、まっすぐ伸び、耐久性もあることから、住宅建材などで使い勝手がよく、高級建材です。

ひのきは伐採されてからも強度が増し、時間が経つごとに強くなるので、他の木材に比べて劣化しにくいです。

加工性が良い

ひのきはやわらかいので加工がしやすいです。

また、切ったり、削ったり、曲げたりしも柔軟で、しかも変形しにくいので加工性が高いです。

フィットンチッドを多く出す

ひのきが出すフィットチッド(精油成分)のことです。

このフィットンチッドには、リラックス効果があります。

針葉樹の、特にひのきはフィットンチッドの量が多いと言われ、リラックス効果を求めてひのき風呂やアロマオイルなどにも使われています。

植物は自ら動き回れない代わりに、フィットンチッドという化学物質を常に出し、微生物の活動を制限しています。

また、キズを受けたりした時に、キズ口から病原菌を防いだり、害虫を寄せ付けないように出す化学物質をファイトアレキシンっと呼びますが、称して、フィットンチッドと呼んでいます。

樹木には広葉樹と針葉樹がありますが、広葉樹にはフィットンチッドはあまり出さないとされていてます。

消臭作用がある

フィットンチッドには消臭作用があります。

森林には動植物などの腐敗したニオイが広がらないのは、悪臭を無害化しているからです。

除菌・抗菌効果がある

フィットンチッドは元から樹木が自らの身を守るために出しているものなので、除菌・抗菌作用があります。

そのおかげで防腐効果もあり、虫にも強いので、建物ではシロアリ対策としてひのきがよく柱に使われています。

しかもありがたいことに、樹木を切り倒してしまってもフィットンチッドは木部に含まれるので、フィットンチッドの効果で消臭・除菌・抗菌・防腐作用があります。

除湿効果がある

木は木材となっても呼吸をしていて、水分を出したり、吐いたりしています。

木が呼吸していることで、室内の調湿のバランスを上手くとってくれることから、耐水性もあり腐りにくいです。

木肌が滑らかで色が均一

ひのきは針葉樹です。

針葉樹は早くまっすぐ育ちますが、ひのきは針葉樹の中でもゆっくり成長するので、木目の幅が狭く、整っています。

また、木材として柔らかいので加工した時、木肌が滑らかで、触り心地が良いです。

木材には、樹木の中心の材を心材、それ以外を辺材という区分があります。

木材にする部分によっては色の変色が見られますが、ヒノキは心材でも辺材でも色の変化が少なく区別もあまりつきません。

なので、色も偏りが少ないので、見栄えがよく上品です。

軽いので扱いやすい

ひのきの木材は軽いです。

ひのきが針葉樹であることが関係していますが、耐久性の関係から、椅子やテーブルなど、ある程度強度が必要な家具には硬くて重い広葉樹が使われてきました。

しかし、近年ではそれも見直され、軽くて扱いやすく、しかも丈夫なひのきの家具も制作されるようになってきています。

ひのきの経年変化は飴色

ひのきは全体的に白っぽい色をしていますが、使用していると深みのある飴色に変化しています。

ひのきに限らず、天然木は日が経つにつれて色合い・風合いが増していきます。

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ひのきの取り扱い注意事項

  • 調湿機能がアダになる
  • 着色が難しい
  • 見た目の好みが分かれる
  • ニオイが苦手な人もいる

調湿作用がアダになる可能性がある

ひのきは優れた調湿作用を持っています。

しかし、この調湿作用がアダになり、湿気により、木材の収縮と膨張を繰り返し、木材が反ってしまう事があります。

ひのきに限らず、天然木全体にいえることですが、水に濡れたらよく乾かすことが必要です。

クルミ
でも、天然木の中でも耐久性は高いのであまり心配はないのかな?

着色が難しい

ひのきは油分を多く含みます。

この油分のせいで、着色がうまくいかないことがあります。

なので着色する場合は、木目を生かすようなステイン、オイル、クリアなニスなどがおすすめです。

見た目の好みが分かれる 

ひのきは軽い木質で、見た目も白いです。

このことから、子供部屋のような明るくてほんわかしたような雰囲気にはよく似合います。

しかし、重厚感がないため、どこかしまりがないような感じを受ける人もいます。

ニオイが苦手な人もいる

ひのきはフィットンチッドを多く出す樹木です。

フィットンチッドの正体は木が出す化学物質なので、このニオイにアレルギーを起こしたり、ニオイには好みもあるので、なんとなく苦手だと感じる人もいます。

クルミ
私は好きです。

ひのきの良さが分かればもっと木材加工が楽しくなる

ひのきは木材としても取り扱いがしやすく、フィットンチッドの効果で空気清浄化や除菌・抗菌作用があり脳への刺激もあるので、リラックス効果が高い木材です。

ひのきは古くから強い防虫効果が知られており、アトピー性皮膚炎や気管支ぜん息の原因になるダニを防ぐことにも有効的です。

ひのきは心と体を癒してくれます。

この、ひのきの能力を生かして、靴箱の中にひのきを置くと靴の消臭・除菌・抗菌作用が得られます。

玄関先に置いて置くと雨などで溜まりやすい湿気なども取り除いてくれるので便利です。

ひのきは見た目の美しさやフィットンチッドの効果もあり、ハンドメイドなどの小物でも需要が高い木材です。

私たちの身近にある木材なので、どこか特別感がない気がしますが、もっと価値を見直されても良い木材だと思います。

ひのきは高級木材ですが、手に入りやすい木材なので、この機会にひのきを使ってはどうでしょうか?

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