仕事帰りに階段踏み外して左足首を剥離骨折した事があります。
踏み外した時に変な音がした(ボコっていう音)ので、じん帯切れたか、骨折したかと一瞬で分かりました。
足をついて歩こうとしても歩けない!!
でも、子供たちを保育園にお迎えにいかないといけないから、歩かないわけにもいかない。
脂汗かきながら子供たちをお迎えにいきました。
帰宅後、子供達のご飯やらお風呂やらすまして寝かしつけて改めて自分の状況を考える夜中。
足の腫れもどんどん大きくなっているし、なにより足が痛くて眠れない。
とりあえずシップを張って・・・。
目次
剥離骨折した直後の治療法
ってことでうだうだしてたら夜になったので夜間病院にいきました。
そこでの診断は「舟状骨剥離骨折」でした。
左足首の骨が体重に引っ張られて骨が引っ張られてしまったみたいです。
痛みを取り除くときに想像するのは『冷やすこと』ですが、私の足は内出血して腫れていたので温める液体を塗りました。
その後、骨折部分が動かないようにギブスで固定。
歩行はもちろん松葉杖です。
実は私、松葉杖経験歴があります。
高校の時それまた左足のじん帯を痛めてしまい、しばらく松葉杖生活をしていました。
その日は激痛で眠れず。
血流が良くなると足の張れがひどくなるので、足を高くして寝るように指導されました。
痛み止めも処方されましたが、飲み薬なのであんまり効果がなかったように思います。
さて、ここからが問題だ!
どうするお風呂?
松葉杖ついてないと歩けないのに、どうする育児。
その当時は2児のママ。
上が4歳。下が2歳。
上も下も当然お風呂は一人で入れません。
そして、問題なのがギブス。
ギブスなんてもちろん防水仕様になっていません。
子供もいるし、自分も不衛生だし、入らないわけにもいかない。
1作戦 ラップでギブスを包みビニール袋を固定する
ギブスをラップでまくのに時間がかかりますが、かなり防水されました。
でもすき間から長い間水に濡れていると浸透してくるので、お風呂は短時間に限られます。
2作戦 ギブス防水カバーを買う
3作戦 ギブスをお風呂の時だけ外す
骨折だと骨をつなげるために絶対ギブスを外さない方が良いのですが、私は剥離骨折だったので、足を動かさないようにギブス外してお風呂入っちゃってました。
ラップで巻くのも、防水カバーを買うのも途中でめんどくさくなってしまったからです。
短時間ならいける!
育児と家事はほぼ四つん這い
歩けないので、料理は片足を椅子にのっけてしてました。
育児はハイハイです。
ハイハイしてると子供が背中に乗ってきてジャレテくる始末。
私の剥離骨折は比較的軽い方だったみたい
私の剥離骨折はじん帯に引っ張られて少しだけ骨がはがれただけでした。
その剥がれた骨も5mmと小さく、くっつかずに体に吸収されるだろうとの診断。
その通りで、超音波あてても骨がくっつく様子がなく、毎回レントゲンとるために放射線浴びただけでした。
それにしても整形外科はおじいちゃんとおばあちゃんで毎日ごった返してます。
待ち時間は長いし、座る席はないし。
リハビリできてる人と、診察で来てる人と待合室分離して欲しいですね。
予約制ではないので普通に1時間ぐらい待たされるし、片足で立ってるの辛いので・・・。
早く治すにはとにかく使う事
お医者様によると骨は使わなくなると骨が体に吸収されて細くなるのだとか。
だから、早く治すには捻挫やらで腫れた痛みが引いたら固定した足を慣らすために無理やり歩いた方が良いそうです。
そんな粗治療の私の足ですが、今は無事歩いています。
しかし、痛めた個所というものは完全に治ることはなく、高校生の時に痛めたじん帯も、今回の剥離骨折もふとした時に「イタッ」っというが時来ます。
いずれも左足なので、何かあるのか!?いや、ないか!?考えすぎか?
骨折の原因は産後の母乳育児ではなかった
受診した整形外科で、2人も産んでるし母乳で育ててたのならもしかしたら、骨が痩せてきてるのかも?っと言われたので、骨密度検査してきました。
私がやったものは手を機械の上に載せるだけの簡単な物。
1000円程度でできます。
骨密度検査とは「骨密度」とは骨の強さを判定するための骨の密度です。 骨密度検査では、骨の中にカルシウムなどのミネラルがどの程度あるかを測定します。 骨密度は若い人の骨密度の平均値と比べて自分の骨密度が何%であるかで表されます。
骨が痩せると骨粗しょう症の心配も出てくるので、この際、検査してもらいました。
結果、65歳まで骨粗しょう症の心配なし!!
数値的に言うと標準的な数値だそうです。
加齢とともに骨は痩せていくので、65歳で骨が痩せてきた数値が出るのが普通なのだとか。
母乳育児はカルシウム不足になると骨が痩せるっと言われていますが、私は大丈夫だったみたいです。
剥離骨折したのが足で良かった。
剥離骨折して1カ月後ぐらいには痛みはあるものの、足をついて歩けるようになりました。
治療方法が「痛くても歩け!!」だったので、後は慣れるのを待つだけで完治でした。
ホントどうしようかと思いましたが、人間やればできるものです。
もしこれが手だったら、料理もできないし、掃除もできない、お風呂も子供達を洗うことが難しかったと思います。
これを不幸中の幸いともいうべきなのでしょうか?
足なので、子供の相手も比較的できるし、洗濯も座ってすれば良いし、お風呂は気合でなんとかなるし(笑)?
辛かった骨折生活はやっと終わりました。
一番何がしんどいかっていうと、松葉杖が近くになかったら立ち上がるのがしんどいことです。
その場合はケンケンして移動することに。
膝ばっかり使っていると今度は膝がいたくなるし・・・。
">ワンオペ育児の辛いことろは自分が倒れたら家庭崩壊につながりかねないので、自分を大切にしてあげてください。