貧乳だと母乳が出るのか不安になりますが、私は3人産んで母乳で育てられたほど出ました。
貧乳の方が母乳が良く出るっていう噂、聞いたことありませんか?
事実!胸の大きさと母乳は関係ない
胸が大きいから母乳がたくさん作られるとか、胸が小さいから母乳を貯めるスペースがないとか関係ないのです。
重要なのは乳腺がしっかり発達しているかどうかです。
では母乳の出る仕組みについて少し説明してみたいと思います。
母乳の出る準備は
胎盤の完成時期である16週ぐらいから母乳は作られ始めています。
妊娠すると母乳を作るために働くホルモン「エストロゲン」「プロゲステロン」が胎盤から分泌されます。
一方で、まだ母乳を出してはいけませんよという抑制もしているのです。
妊娠中に胸が大きくなるのはこのホルモンのおかげで乳腺が発達するからなのです。
エストロゲン 乳腺の発達を促し、妊娠中は母乳が出るのを抑制する
プロゲステロン 乳腺の発達を促し、妊娠中は母乳が出るのを抑制する
「エストロゲン」「プロゲステロ」は胎盤から分泌されいます。
母乳が出る仕組み
出産し、胎盤が外に出ると、胎盤から出るていた「エストロゲン」「プロゲステロン」の分泌が減少します。
これによってこれまで母乳の分泌を抑えていたホルモンが弱まり、母乳の生産準備をしていた「プロラクチン」が活発に働くようになります。
プロラクチン 母乳の生産をするよう働きかける「母性ホルモン」
プロラクチンは赤ちゃんを守ろうといいう気持ちを作るホルモンです。
オキシトシン刺激で母乳を押し出す働きをする「幸せホルモン」
赤ちゃんが生まれてすぐ、ママと赤ちゃんのスキンシップがなされると、母乳を出そう(射乳反射)というホルモンである「オキシトシン」の濃度が増加します。
オキシトシンは、乳首を吸ってもらうことが刺激となり分泌されます。
おっぱいを吸わせるだけでなく、赤ちゃんの声を聞いたり、においをかいだり、赤ちゃんのことを考えるだけでも、分泌されるのです。
オキシトシンはストレスが影響して分泌が弱まります。
育児でストレスをためがちですが、ストレスをためないことが母乳育児を成功させる秘訣と言えます。
おっぱいに血液が流れ込み母乳が作られる仕組みはこのようにホルモンが重要となっています。
母乳がで出いなら赤ちゃんに吸ってもらいましょう !っと言われているのはオキシトシンの分泌を促すためだったんです。
貧乳でも母乳は出る
貧乳でも母乳は出ます。
ただし、栄養をしっかりとる事が大切です。
授乳中のお母さんは、蛋白質や鉄分・ビタミン・カルシウムなど栄養をたくさん摂りましょう。
お母さんが食べ物から摂った栄養分は、血液となり、さらに姿を変えて母乳となります。
万が一母乳の出が悪くても、それは赤ちゃんの吸う力が弱く、結果乳腺が開いていないだけの場合もあります。
母乳が出ないといって自分を責めないように、ストレスをためないようにすることも重要です。
妊娠~母乳育児での胸の変化
貧乳の私が気にするのは元々小さい胸の変化。
貧乳でも期間限定ですが、巨乳になれます。
ただし、触っても母乳が詰まっているのでガチガチですけどね。
産後の貧乳の悩み
ないおっぱいがさらになくなるので、ブラジャーを選ぶのが更に困難に。
というか、妊娠前から自分に合うブラジャーが店頭にはほぼ皆無でした。
アンダーで選ぶとカップがブカブカ。
カップで選ぶとアンダーがキツイ。
カップがブカブカだから、しゃがんだ時にブラジャーから乳首が見えてしまうという始末に・・・。
よせてあげる胸がないので、最近はブラジャーする必要ある?っと思うように。
もうブラジャーで悩みたくない。
もともと貧乳なんだから大きく見せたいわけじゃないんです。
でも胸がないからと言って着けないと乳首が見えちゃうし。
下着専門店で買うのもなんだか恥ずかしい。
ネットでは試着ができない。
あれこれ試行錯誤の結果、「ユニクロ」で落ち着いてます。