
「ちか100かいだてのいえ」を読みました。
下へ下へ下っていく物語で、ちか100かいだてのいえに住む住人がどんな様子なのか細部まで目を見張ってしまう絵本です。
急いで読めないこの100かいだてのいえシリーズ。
子供へ読み聞かせる絵本でも、プレゼントで贈っても喜ばれる絵本であること間違いなしです。

目次
「ちか100かいだてのいえ」のあらすじ

「ちか100かいだてのいえ」の主人公はクウちゃん。
お風呂が大好きな女の子です。
そんなクウちゃんがお風呂に入っているとどこからかパーティーへ誘う声。
クウちゃんは声の主につられてパーティー会場へ向かいます。
向かう先はもちろんちか100かいだてのいえ。
この中にはどんな住人がすんでいるのか、果たして誰のパーティに呼ばれたのかも気になります。
「ちか100かいだてのいえ」のベストシーン

地下といえばもちろんモグラですよね。
ちか100かいだてのいえに住むモグラは採掘作業で忙しそうです。
もぐらは穴を掘る名人なので、この100かいだてのいえもモグラさんたちが作ったのでしょうか。


みんな何やらパーティーの準備で忙しそう
どんなパーティーかも分からずちか100かいだてのいえに飛び込んだクウちゃん。
住んでいる住人たちはパーティーの準備で忙しそうです。
プレゼントを作ったり、パーティー用の飾りを作ったり、パーティーの準備をしている者もいれば、普段の様子が描かれていたりします。
めくるたびに次の住人が何なのか当てたくなる
100かいだてのいえシリーズは、10階ごとに見開きいっぱいに1種類の住人が描かれています。
めくる前にはページの端にヒントがあって、そのヒントから住人の予想をするのが我が家でははやりました。
1度読んでしまうと覚えていることもありますが、久々に読み返すと次は何の住人だっけ?っとまた楽しくなり、何年も楽しめる絵本です。
地下に住む生き物はメジャーなものだと少ないのでアライグマとかもいました。
子供たちはそんな細かいことは気にしませんが、10階ごとにステージのように家のデザインがガラッと変わります。
1階1階物語がありそのアイディアを描ける画力に脱帽

100かいだてのいえシリーズでは、見開きいっぱいに絵が描かれています。
子供の絵本としては少々大きいサイズですが、大きいからこそ見ごたえがあります。
1から100まで部屋の階数が描かれているので、数のお勉強にもなると思います。
中には恐竜の骨を家に見立てていたりして、登場する生き物の特徴をよくとらえられている絵本です。
大きい絵本だからこそ、子供たちが見やすい大きさで書かれていて、細かいところまで物語が詰まっています。
自然と子供との会話も弾み、絵のタッチもとっつきやすいので子供たちもお気に入りの絵本です。
読んでいるとなぜクウちゃんを呼んだのか分かるのですが、物語が詰まりすぎていて小さな子供たちは考えが及ばないかもしれません。
