
大阪で新築を買ったので、床にフロアコーティングをしました。
地鎮祭から約6カ月。
当初は10月に建つと言われていた我が家ですが、今年は相次ぐ台風の影響もあり、なかなか着工ができない状態だったのです。
ホームセンターに行ってもブルーシートが品切れ状態。
あたりには屋根が崩れたお家が何軒かありました。

目次
フロアコーディングをするきっかけは
ズバリ「子供の食べこぼし」です。
子供を産んでからというものの、床の掃除は毎日してます。
ご飯、お菓子、食べ物に限らず毎日こぼす。
育児をしている人なら誰もが経験するものですよね。
今はシートフローリングなので、濡れてもしみ込まないし、水拭きも平気でしていたのですが、木材のフローリングはそうはいきません。
フローリングにしみ込んで木が腐ったり、シミになったりしないようにコーティングをすることにしました。
フローリングのコーティングは高い
フローリングのコーティングをするかしないかで迷っているのはやっぱりお値段。
30㎡でおよそ20万円します。
30㎡=約18畳ぐらいなのですが、畳で言われてもあんまりピンとこないですよね。
イメージとしては間取り1Kで部屋の部分が8畳あるようなお部屋(キッチン、風呂、トイレなど全部含めた)という方がイメージ付きやすいかもしれません。
そのくらい小さい面積ですから、当然、家全体にコーティングをしようと思ったらすごい額になりそうです。
なので、我が家は一番使うであろう、LDK部分のみを施工しました。
エコプロコートのUVコーティングについて
UVコーティングとは
フロアコーティングの中で最高のコーティング。
特殊な樹脂塗料をUV(紫外線)をあてて、硬化する施工方法です。
瞬時に硬化させることによって比にならないほど強固になります。
20年保証付き
フローリングを守る目的に、最も適したコーティングです。
強固で厚いので、フローリングがはがれにくく長持ち、傷もつきにくい。
エコプロコートのUVコーティングは20年保証。
もし剥がれてしまってもすぐに直してもらえます。
保証っと言っても使い方次第で耐久性は変わってくるので本当に20年もつのかは分かりません。

施工時間
初め案内された時は8時間程度かかると言われていたのですが、6時間ほどで終了しました。
使用するコーティング剤によっては1日以上かかってしまうこともあるので、1日でしかも短時間で全て終わるのはありがたいです。
施工するには施工開始と終了時に立ち合いが必要です。
施工する時に終了時間何分前に電話したらいいのか聞いてくれるので、待ちぼうけを食らうことがなくとても親切な印象を受けました。
大きな機材を使用するので駐車場が必要ですが、なければパーキングを利用してくれます。
何回か、資材を搬入するので家のカギを預けていれば作業もスムーズに終わるそうです。
キズ程度の衝撃なら耐えられるのか?
申し込むときにサンプルとしてスマホぐらいの大きさの板に、UVフロアコーティングをしてあるものをもらいました。
自分のものと思って思いっきり傷つけて下さいと言われたのでコンコンやってみたのですが・・・。
傷つきます。
床そのものを気づ付けるような衝撃はどのコーティングもヘコんでしまいます。
もともとペット用に開発されたものなので、ひっかき傷なんかには強いみたいです。
気を付けること
施工するタイミング
コーティングをする時は施工する場所の家具を全て移動しなければならないので、引っ越す前がおすすめ。
費用が高額
他のフロアコーティングと比べてかなり高額です。
先にも述べたように30㎡=20万円だと部屋すべてにUVコーティングをするのは難しそうです。
光沢が高い
非情に光沢が高いです。
UVフロアコーティングは高額なので部分的に施工するようになると思いますが、していない部分と比べるとはっきり分かります。


施工後は窓の光が移りこむほどに。
まるで鏡です。
住んでみて分かるのですが、光沢があった方が見た目がきれいで訪問者が受ける印象も良いです。

施工後のニオイがキツイ
施工直後の臭いはキツイです。
臭いは揮発して抜けていくだけなのですが小さい子供がいる家庭には気になる要素。
エコプロコートのコーティング剤は食品衛生法に適合レベルの安全性なので、大丈夫そうです。
お手入れ方法
コーティングをしたからと言って、お手入れ不要というわけではありません。
お手入れに手間がなくなっただけで、基本的な手入れは必要です。
普段の掃除
クイックルワイパーなどで、軽く掃除するだけでOK。
水を用いるときは水けをよくきってください。
お掃除シートを使うときはノンワックスのものを使用してください。
水をこぼしたら
コーティングしているからといって完全に水が浸透しないわけではありません。
長時間放置すると目地から水分が入り、痛みの原因となります。
コロコロNG
粘着テープで掃除するのはNGです。
普通のフローリングでも張り付いてしまうのでNG。
テープのノリがとれなくなります。
使用するのであればカーペットなどで粘着性を少し落としてから使用してください。
ホームセンターなどに行けばフローリング用の粘着テープが売っているのでそれを使用するのも有です。
汚れてしまったら
固くしぼった水拭きで落ちます。
しつこい汚れには「薄めた中性洗剤」「消毒用アルコール」でお掃除してください。
長く維持するためのコツ
床のキズの原因の大部分は砂
日常のお掃除で砂を取り除いてあげること重要です。
- 椅子の足にフェルトを付ける
- 椅子の足を雑巾などでふく
- 掃除機は、そっとやさしく
- 家具は引きずらない
- 段ボールの底に付いた砂も床を傷つけます
支払方法とアフターケア
郵送で請求書が送付されてくるので、指定口座に振り込みます。
その中にはお友達紹介キャンペーンや、アンケートなども一緒に同封。
少し、驚いたのが椅子の足の裏につける丸形フェルトシートが同封されていたことです。
サービスは良いのですが、私が使っている椅子は四角いので丸形のフェルトシートは使えませんでした。
後、重要なのは保証書。
20年保証書が送られてくるので何かあったときのために大切に保管しようと思います。
後は耐久性の問題ですが、これは普段の掃除の仕方次第といったところだと思います。
スタッフ2名の方で施工してもらったのですが、とてもスピーディにプロ意識が高いと思いました。
床のコーティングは職人の腕によると言われています。
家の構造別に手入れのアドバイスもいただきました。
数年後にUVコーティングして良かったと思えるようにお掃除頑張ります。
