
4歳の我が子は小さく産まれたし、小さい頃から体の発達が遅くて、言葉も出るのも遅かったです。
大阪市では3歳児健康検査後、4・5歳児の発達について育児で心配なことを各区の保健福祉センターにて無料で相談することができるので相談しに行ってきました。
3歳児健康診査以降、発達で悩んでいる、発達が遅いと気がかりになっているけれど、どこに相談すれば良いか分からない。
雰囲気や相談内容にどう対処するのか分からないので相談しにくいっていう人もいると思いますが、そんな同じ悩みを持つ人の参考になればと思います。

目次
大阪市が実施している「4・5歳児発達相談」とは

大阪市が実施している「4・5歳児の発達相談」とは、3歳児健康診査以降、小学校入学までの子供で、発達に関して不安や悩みを無料で相談できる場所です。
大阪は共働きが多いので、仕事を休めなかったり、相談するのはちょっと気が引けるっという人は電話相談から始めてみても良いかもしれません。

- 子供の落ち着きがない
- 言葉が遅い
- 友達とうまく遊べない
- 強いこだわりがある
など、子供の事で気になる事や悩んでいることを相談することができます。
相談する場所は各区の保健福祉センター
相談する場所は各区役所の保健福祉センターで実施されます。
保健福祉センターは乳児健康診断で何回も行く場所なので、迷うことはないはずです。
大阪市は駐車場のスペースがないことが多いので、徒歩か自転車かバスなどの公共交通機関で行くことになります。
相談は予約制ですが、時間の都合が付けば1週間以内に予約はとれます。
雰囲気や相談中の子供の様子
相談は1対1で行われ、保健福祉センターの医師、心理相談員、保健師が相談に乗ってくれます。

子供の様子も見てもらいながら相談することになりますが、個室なのできちんとプライバシーは守られています。
相談中は子供はマットの上に広げられたおもちゃで遊んでいるので、相談員さんに様子をチェックしてもらいやすいし、相談に集中できる環境です。
勘違いしてはいけない事
「4・5歳児発達相談」はあくまで相談であって、診断する場所ではありません。
相談内容がどういったものなのかを把握し、発達の目安に現在の年齢と比べてどうなのか。
どういった反応なのかを知り、アドバイスや助言などをしてくれます。
障害の有無を判断する場所はないのでお間違いなく。
言葉の遅い我が子が相談した内容
- しゃべれる単語が少ない
- 「発音」が聞き取り辛い
- 引っ込み思案
- 言葉で言われるとチンプンカンプン
- 他の子とコミュニケーションが難しい
しゃべれる言葉が少ない
分かっているはずなんだけど、時々忘れてしまったり、出てこない時もあります。
何回繰り返し教えても覚えられない物は覚えられない。
しかし、それ以前に、覚えている単語が少ないです。
しゃべる言葉も単語やアレ、ソレで済ますことが多く、2語文がほとんどです。
「発音」が聞き取り辛い
とにかく我が子は「発音」が聞き取りづらいです。
私も何回か聞き直して分かるレベルなので、保育所の先生は何を言っているのか全然分からなかったり、時間がかかる場合が多いです。
私は慣れてしまったのですが、他の人から聞くと「何て言った?」っと聞き返すことが多く、聞き取れないと子供もまた伝わらないっと思って言う事を諦めてしまう事もあります。
とくに「か行」が何回練習しても言えなかったので、原因としては発音に問題がある場合、舌の長さ耳の聞こえの悪さなどが当てはまるそうです。
耳が聞こえてなかったらっともふと思ったのですが、呼びかけにも応じるし、そうではないとはっきり断言できたのですが、発音に関してはどれが原因なのかは調べないとはっきりとは分からないことが多いそうです。
引っ込み思案
基本我が子は大人しい子です。
家では積極的に話しかけてきますが、保育所や初めての場所、慣れいる人(家族など)が側にいなければ不安がち。
初めての場所や個室などに入るのも抵抗があります。
要は引っ込み事案です。
言葉で言われるとチンプンカンプン
まず、人の話を聞くのが苦手です。
短い言葉なら分かることも多いのですが、長々説明されると結局分からないことが多いです。
言葉で「積み木を3つちょうだい。」っと言うとあまり分からず、そこにある積み木を全部くれたりします。
しかし、お手本として見せると、積み木を3つ渡すことができます。
目で見た行動は意味も分かるけど、言葉に出されるとちょっと理解がしにくいようです。
他の子とコミュニケーションが難しい
発音が聞き取りづらい、話せる言葉も少ない、引っ込み事案なので、他の子とコミュニケーションが取りづらいです。
4歳になると言葉でコミュニケーションを取り合い、色んな友達と話すことで色んな言葉を覚えてきます。
しかし、我が子は特定の仲の良い子にくっついているので他の子と仲良くする時にどうしたら良いのか分からない状態になってしまします。
仲良く遊ぶのは良い事ですが、仲の良い子が休んでしまうと遊ぶ友達もいないし、かっといって積極的な子ではないので一人で遊ぶ事が多くなってしまいます。
これは悪循環です。
仲の良い子は分かるけど、発音も聞き取りづらいので色んな子と話せません。
話が通じないと話そうとする努力が失われ、余計に話さなくなってしまいます。

相談の結果「こども相談センター」に発達診断をしてもらう事に
先にも述べましたが、は「4・5歳児発達相談」あくまで相談です。
子供の発達に関してアドバイスや助言はしてくれますが、治療が必要だったり、子供の発達が詳しく知りたい場合は「こども相談センター」に発達診断をしてもらう必要があります。
子供発達を今の年齢に照らし合わせ、数字化します。
診断を受けたからと言って障がい者っと言われるのではなく、何が得意で何が不得意なのか。
何ができて何ができないのか。っを把握するために行います。

ここは療育手帳が発行される場所でもあります。
治療がサポートが必要になった場合、「児童発達支援」っというサービスを受けるためには療育手帳が必要です。
予約制で地区によっては半年待ちの所もあり、年中込み合っています。
保健福祉センター経由で予約をとってもらうと早く予約がとれるし、手続きもスムーズです。
私の地区も半年待ちでしたが、コロナの影響で空きがチラホラ出始め、1か月後には予約が取れました。
相談する1歩が子供の成長に影響を大きく及ぼす

こどもの発達に不安があったり、発達がどうなのかを知りたい場合は、「4・5歳児発達相談」をすると、発達診断をする必要があるのかどうなのかも見てもらえます。
他の事のコミュニケーションは保育所や幼稚園での生活を実際に見てみないと分からないので、保育所や幼稚園に訪問して、先生や友達とのかかわり方を見てもらう事もできます。
発達診断をすると子供が「障がい者」っと認定されるようで親としては少したじろいでしまいますが、自分で判断できなかったり決めかねている時には他の人に背中を押してもらう事も必要です。
背中を押してもらう事で私は発達診断を受けることを決意できました。
子供へのサポートは早い方が吸収も早いです。
親心には大丈夫だろうっと思ってしまいますが、相談することで子供してあげられることも増える良いきっかけとなりました。
