
子育て中なら絶対抱っこ紐にお世話になりますが、赤ちゃんの抱き方はどうしてますか?
前抱っこかおんぶか。
時々対面抱っこしているお母さんもみかけます。(暑い時なんかには蒸れなくてよさそう。)
でも、よく見るのは前抱っこですよね。
私は断然おんぶ派です。
今はおんぶって珍しいようで、おんぶしているととても珍しがられます。
中にはおんぶって怖くない?一人でできるの?なんて声も。
私なんかは一人目がとくにぐずる子だったので、おんぶしてないと家事なんかできませんでしたね~。
おんぶは赤ちゃんにもお母さんにもメリットがたくさんあります。
この記事を見て、おんぶ派になろうかな?っなんて思うきっかけにしてください。
目次
おんぶの良さ
前がふさがれないため自由に動ける
赤ちゃんが泣いているとどうしても育児に手が取られますが、おんぶなら前が開くので、その間にも家事ができます。
前抱っこって足元も見えにくいし、しゃがむと赤ちゃんが宙ぶらりんになってしまうこともしばしば。
自転車に乗っている時も前がふさがれて危ないです。
おんぶは股関節にもやさしい
日本小児整形外科学会では、背中が丸くてM字の開脚の=コアラ抱っこを推奨しています。
これはコアラが木に抱きつくような姿勢に似ていることからつけられた名前です。
赤ちゃんの骨格の形成に一番適している正しい抱っこである「コアラ抱っこ」。
おんぶをすると自動的に抱き着くような姿勢になるので、赤ちゃんはおんぶが好きで、安心して寝てしますこともしばしばあります。
ママにしがみつくような姿勢は体幹も強くなり、赤ちゃんの体の発達にも良いのです。
間違った抱き方一つで「先天性股関節脱臼」になる恐れも・・・。
私が見たことがあるのは足が開脚して伸びきっている抱き方をしている方を見たことがあります。
赤ちゃんの身にはなれないので何とも言えませんが、赤ちゃんはちょっとしんどそうでした。
fa-lightbulb-o先天性股関節脱臼とは
赤ちゃんの股関節は柔らかく、生まれた時に脱臼していたり、発育の途中で股関節が脱臼してしまうことがあります。
最近は、この日本小児整形外科学会が推奨する「コアラ抱っこ」のおかげで数は減ってきています。
数は減ってはいるものの、医師自体が先天性股関節脱臼を見たことがなく、発見が遅れるケースも目立ってきています。
赤ちゃんの先天性股関節脱臼は早期に発見できれば、早期に治るものです。
しかし、発見が遅れてしまえば、将来的に股関節に疾患が残ることもあります。
我が子も先天性股関節脱臼疑いがありました。
この記事は後日書こうと思います。
前抱っこすると足がうっ血していることもある
前抱っこは赤ちゃんを股間から吊り下げて、足も宙ぶらりん状態。
赤ちゃんはこの吊り下げられた状態は苦しいのです。
自分が同じような姿勢を取らされたらどう思うか想像してみましょう。
私が前抱っこをするとかなりの頻度で赤ちゃんの足がうっ血していました。
このことから前抱っこは赤ちゃんの足にも良くないのです。
おんぶは視野が広がる
前抱っこをする最大のメリットは赤ちゃんの顔がいつも見えている安心感です。
しかし、前抱っこの赤ちゃんは周りの景色やお母さんが何をしいるのか、どこにいるのか見ることができません。
赤ちゃんをおんぶすることで、肩越しに色々なものに好奇心を持つようになります。
ご飯を作っていたら料理の風景が見える。
買い物をしていたら、野菜や果物、買うもの1つ1つに興味が出ます。
この刺激が脳に良い影響を与えているとされています。
日常生活を観察することは理解を促すことにもつながります。
例えば赤ちゃんへ「お茶を沸かせばお湯が出ること」「スーパーでの買い物で野菜などを選んでいること」「信号で歩道を渡っていること」を見せるようにすると自然と感覚が身に付きます。
できるようになるっとかそういう感じではなくて、これがセンスへとつながっていくものなのです。
おんぶをする時の注意点
もちろん、首が座ってから
抱っこ紐のメーカーによっておんぶできる時期が違うので、取扱説明書をよく読む必要があります。
メーカーによって月齢差はありますが、おおよそ「首座り」の時期を目安にしています。
早ければ生後4か月頃からおんぶしても大丈夫です。
生後6カ月頃には腰も据わり始め体重も平均8㎏弱になっているので、前抱っこも大変になってきますので、この辺からおんぶに切り替えるのが理想です。
fa-lightbulb-o月齢は目安なので、赤ちゃんの成長に合わせておんぶしてあげてください。
授乳後のおんぶは?
授乳後30分は母乳やミルクの吐き戻しなどの心配があるので、避けた方が良いです。
おんぶは背中が赤ちゃんのお腹を圧迫しますので、吐き戻しやすいです。
でも、私は上の子のお迎えがあるのでそうもいかず。
授乳間隔空けても吐くときは何しても吐きます。
長時間のおんぶはダメ
いくらおんぶが赤ちゃんに良いからといって、長時間のおんぶはやめた方が良いでしょう。
長時間のおんぶはお母さんの肩もこります。
赤ちゃんの授乳はおむつ替えなどもあるので、適度におろしてあげることが必要です。
また、抱っこ紐の種類によってはおんぶの時間に制限を設けているところもあるので、取扱説明書をよく読みましょう。
頭がだらーんとなるおんぶはやめておきたい
抱っこ紐によっては寝た時に、頭が後ろに垂れ下がってしまうようなものもあるので、みてて可愛そうです。
かならず、おんぶしても頭がだらーんとならないような抱っこ紐を使用したいです。
ちなみに私が使っているのは西松屋に売られているもの。
抱っこ紐って探せば探すほど色んなものがあるので悩みますが、一応ご紹介しておきます。
バディバディ サイドプラス オールメッシュ L4120 ネイビー(1コ入)
背あてボードがあるので、おんぶするときに不安定になりにくく、一人でもおんぶしやすいです。
赤ちゃんの様子がみえないので、注意が必要
おんぶしていると赤ちゃんの様子が逐一見えないので、最初は不安になると思います。
吐いてしまった場合には背中はビチョビチョなんてことも。
そんな時は手鏡1つもっておけば、背中越しでも様子がうかかえます。