
赤ちゃんの初めての発熱で多いのが突発性発疹です。
突発性発疹は70~80%の確率でかかる病気で、その内で90%の子が1歳までにかかる病気です。
突発性発疹になると解熱時に不機嫌になることから「不機嫌病」とも知られています。
なることを考えて心構えをしておきたいものです。
突発性発疹の概要
生後4~5カ月頃から3歳以下で感染するウイルス性の病気です。
通常4か月から12か月の間の子がよくかかります。
高熱が続き、熱が下がり始めた頃に発疹がでます。
突発性発疹の病原体としてはヒトヘルペスウイルス6型、7型の2種類であると知られています。
なので、突発性発疹に2回かかることもあります。
熱が出ずに発疹だけの時もあります。
感染力は弱いですが発熱中は感染力があります。
突発性発疹の詳しい症状
突然38℃~39℃の高熱が3~4日程続き、熱が下がった頃に全身に発疹が出ます。
その他の症状としては多少下痢になることもあります。
風邪などの症状とは違って、咳や鼻水などは出ない傾向にあります。
突発性発疹は発熱後、全身に発疹が出て初めて病名がつく病気なので、それまでは風邪なのか突発性発疹なのか区別がつきにくいです。
高熱のわりに機嫌が良い事が多いのですが、発疹が出ると違和感があるのか子供は機嫌が悪くなります。
発疹はかゆみがあるのか、消えるまでとにかく機嫌が悪い。
一般的に2~5日程度で消える傾向にあります。
突発性発疹にならない子もいますが、保育園など集団生活をしていると発症することが多いです。
治療法
突発性発疹に特効薬はありません。
自然消滅する病気です。
解熱剤を出されることもありますが、水分もとれて全身の状態が良ければ使わなくても良いです。
よくある質問Q&A
感染力は弱いですが、感染する病気ですので、登園不可(保育園による)です。
突発性発疹が大流行する可能性は低いですが、休めるのであれば体の発疹が出引くまで休ませるのが無難でしょう。
突発性発疹にかかっても体に発疹が出ない場合もあります。
どのみちケアは風邪の時と同じなので、突発性発疹かどうかを気にする必要はありません。
再度熱が上がる事ってあるのでしょうか?
突発性発疹で熱が再度上がることはありません。
違う病気に感染している可能性があるのでかかりつけの小児科を受診しましょう。
機嫌が悪いのは治り始めている証拠です。
好きな食べ物をあげたり、抱っこ、おんぶ、とことん付き合ってあげましょう。
一番は寝かせるのが一番です。昼夜関係なく寝かせてあげましょう。
突発性発疹まとめ
突発性発疹はほとんどの子がかかる病気です。
我が子もなりました。
熱が出ている間は高熱にもかかわらず機嫌が良い。
普段と同じように遊んでいるのですが、発疹がポツポツと出始めると同時に機嫌がものすごく悪くなります。
高熱で体力を消耗しているので、他の病気をもらっても嫌なので室内遊びが中心。
っといっても発疹が出ているので、外に連れていくわけにもいきませんし。
全身に発疹が出るとかゆそうで見ているだけでかわいそうになります。
発疹をかきむしるようなことはありませんが、とにかく広範囲に発疹が出ます。
1人目、2人目共に保育園に入る前に突発性発疹にかかりましたが、小さい子達が遊ぶ場に参加していたこともあってかそこから感染したようです。
そして3人目はいつかかるのか・・・。
3人目は細菌、風邪を引いたのですが、あまりの機嫌の悪さに突発性発疹を疑いました。
しかし、咳鼻水が出ていたので、おそらく突発性発疹ではないと思われます。
普通の風邪であんなに機嫌が悪いのに、突発性発疹になったら大丈夫か不安です。